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ターナーの健康づくりプログラム 自力歩行器『ルイスウォーカー』














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自力歩行器『ルイスウォーカー』のすすめ











福島テルサ健康クラブの運動プログラムは自力歩行器『ルイスウォーカー』
で歩くことをベースにしております

自力歩行器『ルイスウォーカー』の効果の秘密

●自力歩行器『ルイスウォーカー』の性能と特徴

効果の秘密はぶなの木 北アメリカミシガン州産のブナの木を使用しています

自力歩行器『ルイスウォーカー』の性能と効果の秘密は、ローラーを回転させる軸受けに通常の
金属のベアリングではなく、ブナの木を選んで使ったことにあります。
数多くの樹木を数年間かけて研究した結果、北アメリカミシガン州のブナの木を特殊な油の中に
長時間浸し、月日をかけて天日で干し、乾燥させたものを使用することによって、ローラーの滑り
すぎが防げます。それによって全身の筋肉を鍛えるための適切な負荷が生じ、身体にやさしい、
運動効果を約束する自力歩行器として、多くの愛好者に支持されています。








【 自力歩行器 『ルイスウォーカー』 だけの特性 】

ルイスウォーカー 特徴その1 適度な負荷がある
金属のベアリングと違い、ぶなの木を使用する事で、適度な負荷が得られます。
それにより歩行や転倒防止・骨折予防に必要な腹筋・背筋・下半身の筋力が
鍛えられる事になります。また、この負荷により筋活動が活発になり「内臓から
汗をかく」といわれるほどの発汗を促します。

特徴その2 ぶなの木なので、身体にやさしい
ローラーの軸受けにぶなの木を使用していますので、身体にやさしく、歩行中の
足への衝撃が和らぎます。また、細いローラーが足の裏のツボを適度に刺激し、
内臓の働きを活発にします。

特徴その3 自分の足で蹴って歩く ルイスウォーカー
自力歩行器の特徴は「自分の足で蹴って歩く」ということです。自分の足で
蹴って歩くことによって、脳を刺激し、脳の活性化につながります。
また、自然に足の指や足の裏、足の甲、足首が強化されていきます。

特徴その4 自分で速度の調節が出来る
自分の力で蹴って歩く歩行器ですので、ご自分のペースで緩急自由自在に
歩く事が出来ます。
初めての方や高老年者も安心して運動を始めていただけます。












自力歩行器『ルイスウォーカー』のすすめ




「ルイス・ウォーカーのすすめ」 早稲田大学人間科学部 教授 窪田 登 (くぼた みのる)
「ルイスウォーカーの健康効果」 赤坂大森クリニック 運動生理学 関 寛
「ルイスウォーカーの生理学的効果」 赤坂大森クリニック 運動生理学 関 寛
「ウォーカーを使って歩く(持久力)効用」
「ルイスウォーカー・トレッドミル比較実験」 愛知医科大学 教授 丹羽 滋郎
「眠っている毛細血管を目覚めさせましょう」 早稲田大学人間科学部 教授 佐々木 秀行













「ルイス・ウォ−カーのすすめ」
(なぜウォーカーがすぐれているのか)

早稲田大学人間科学部    
教授 窪田登(くぼた みのる)

 「1970年代はジョギング、‘80年代はエアロビクス、そして‘90年代はウェイト・トレーニングの時代」とアメリカのある職者がいったが、それはともかくとしてアメリカではいまエクササイズ・ウォークが花ざかりである。 ジョギングやエアロビクスでハードなトレーニングが脚・腰への損傷を頻発させるので、歩行運動がいま見直され始めた、というわけである。
 歩行運動では、一説によると全身の筋肉の約6割近くが使われるという。わが国では昔から「脚から年をとる」とよくいわれてきたが、このエクササイズ・ウォーク、つまり歩行連動は、老化への歯止めになる、といってもよいだろう。
 こんなわけでわが国でもトレーニング・ジムに電動式のトレッドミルが備えられ、これが大人気を博しているときく。しかしこの器具では専らジョギングを楽しむ人が多いらしい。
 エクササイズ・ウォークを楽しむには、同じくトレッドミルではあってもルイス・ウォーカーと呼ばれる自力でコンベア・ベルトを回転させながら歩いていく器具の方がよい、というのが私の書見である.一見、構造がシンプルで、原始的に思えるこの器具だが、細いローラーが一杯装備されたその上にコンベア・ベルトが乗っていて、適度の負荷がかかり、強く脚で蹴らぬとベルトが回らない。
 ベルトを強く蹴ってコンベア・ベルトを回すには、大腿部の前面(大腿四頭筋)、下腿部の後面(下腿三頭筋、アキレス腱も含む)と前面(前脛骨筋)、殿部(大殿筋、中殿筋)などの筋群を総動員することになる。ということはこれらの筋肉を強化し、ひきしめ、さらにはヒップ・アップや脚線美といった効果をも生み出してくれることになる。それに1分間当りの心拍数を「最大心拍数の70〜85%」に高めた状態を12分間以上保てば、心肺機能の発達にも役立つ。ここで「最大心拍数」は、「220−年齢」の公式で求めるとよい。
 もっとも、長年運動不足状態に置かれていた人の場合には60%くらいからトレーニングを開始してもよい。その方が無難である。ただし運動が楽になったら、次第にこの%や運動の持続時間を上げていく必要がある。
 機械化が進んだ今日では、何か大がかりに機械化した器具でないと効果がないような錯覚をもつ人が多いが、事実は一見素朴な器具ででも十分に使えるのである。電動トレッドミルには走る点では太刀打ちができないルイス・ウォーカーも、こと歩行運動に関しては同等以上の効果を発揮し得ることを強調したい。その上、ローラーが足の裏に心地よい刺激を与えてくれる点も特筆されてよいだろう。
 筋力トレーニングの分野にマシーン・トレーニングとフリー・ウェイト(バーベルやダンベル)トレーニングがあり、いずれもそれなりの効果が認められていると同様に、トレッドミルも電動式と自力式の両者のよさが、もっともっと多くの人たちに見直されなくてはならぬだろう。









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ルイスウォーカーの健康効果
赤坂大森クリニック
運動生理学 関 寛

ルイスウォーカーの特徴…普通歩行の3倍ぐらいの運動効果がある。
 現代人は歩かない‥足を使わない‥運動不足であると言われています。このように足を使わないということは、足腰が弱るだけでなく、心臓や肺の働きも衰え、体が消費するエネルギーも減ってきます。その結果、内臓の回りに脂肪が溜まり、インスリンの抵抗性が高まって、これが老化を早め生活習慣病の大きな原因になるのです。
 運動不足によって引き起こされる生活習慣病を防ぐためには、1日1万歩、距離にすると約7km歩くことが必要であると言われていますが、毎日の生活の中でこれを実行するのはかなり難しいのが現実です。そこでおすすめしたいのがルイスウォーカーです。
 ルイスウォーカーは自らの足腰のカで回転ベルトをキックして歩くように設計されています。従って、ルイスウォーカーでの歩行運動では、足腰を中心とした全身の筋肉と心臓、肺、血管系が協同的に動員されるので普通歩行の3倍ぐらいの健康効果があります。つまり町の中を1万歩歩くのと比較して、ルイスウォーカーで歩けば、その3分の1ぐらいの運動量で健康効果をあげることができます。
 ルイスウォーカーのもう一つの特徴は、その人の「年齢、体力レベル、健康状態」によって適切な運動強度を自分で自由に選択できますから、安全に運動効果をあげることができます。

ルイスウォーカーの健康効果
 運動がどうして、病気の治療や予防に役立つのか、その理由を疫学的な研究と運動生理学の両面から説明します。

 @自然治癒力が高まる  
 人間の体には、本来「自然治癒力」といって病気を自然に治す力があります。例えば、骨折した時には、自然に骨の細胞が増えて骨折した部位を接合してくれます。骨折後安静を保っているより、運動して骨に刺激を与えた方が骨塩量の増殖が早いのです。適切な運動は骨の修復だけでなく、運動すると内臓の働きも高まるので、病気の回復も早くなります。

 A血液循環が促進する  
 運動すると血液循環が促進され、からだが必要とする酸素や栄養を、必要な部位にすばやく運んでくれます。また老廃物や疲労物質をすみやかに排泄してくれます。その結果疲労がすばやく回復して体調が整えられ、病気に対する抵抗力や免疫力が向上します。それと同時に薬の効き方にも好影響をもたらします。

 B体力老化を防ぐ  
 運動している人と、していない人を比較すると、健康、体力面で10〜20年ぐらいの差が出るということがいろいろな調査研究から明らかになっています。70歳を過ぎても運動の効果をあげ、体力を向上させることが可能です。

 C食べ過ぎによる病気を防ぐ  
 食べすぎを主因とする病気では、運動することで余分なエネルギーを消費し、摂取カロリーと消費カロリーの収支バランスがとれるので、運動には食事療法を助ける効果があります。食事療法と運動療法を上手に併用すると、薬と同じくらいの健康効果を得ることができます。

 Dインスリン抵抗性を改善する  
 インスリンというのは、血液中の糖分濃度を調節するホルモンですが、これが運動不足や食べすぎでうまく働かない状態があります。これをインスリン抵抗性と呼びます。インスリン抵抗性が高まると糖尿病をはじめ、高血圧、高脂血症、動脈硬化、心筋梗塞などのいろいろな病気の危険度が高くなってきます。従って、運動でインスリン抵抗性を改善することが生活習慣病を予防する基本であると考えられます。

生活習慣病の改善・予防と運動のやり方

 @内脂肪を減らす
 よく「中年太り」といいますが、その特徴は筋力不足で下腹が出て、内臓の回りに脂肪が溜まることです。最近特に増えているのが肝臓に脂肪が溜まる「脂肪肝」です。これを放置しておくと肝機能が低下していろいろ病気を引き起こす原因こなります。このような人はルイスウォーカーで歩くと、腹筋が強化されて内臓の脂肪が減ってきます。内臓脂肪は皮下脂肪よりも減りやすいのです。運動してもなかなか痩せない人がいます。痩せようと思って激しい運動をすると体内に乳酸が溜まって脂肪の分解を阻害するのです。痩せるためには軽い運動をできるだけ長く続けた方がよいのです。脂肪が最も効率よく燃焼するのは、軽く息がはずむぐらいの強度で15〜30分歩くことです。

 A血圧が下がる
 血圧が高いからといって運動を怖がることはありません。歩行など適切な運動を続けると、運動中の脈拍数や血圧の反応が正常に近づいてきます。その理由は運動すると抹消血管に溜まっている血液が洗い流されたり、血液の粘性が少なくなったり、自律神経の働きやホルモンのバランスがよくなり血圧がおだやかになるからです。ただし、すでに降圧剤を服用している人は、薬の種類によっては運動しても脈拍数が上がりにくいことがありますから、主治医と相談して運動しましょう。









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ルイスウォーカーの生理学的効果
赤坂大森クリニック
運動生理学 関 寛

<血液循環がよくなる>
 足の裏は“第2の心臓’と言われるように、ここには全身に栄養と酸素を供給した血液を返す静脈の血管が多数集まっています。これらの血管に刺激を与えることは、全身の血液循環を促進し、これが内臓諸器官に大変よい影響を与えるのです。
 一方、足の裏は心臓からもっとも遠い部位にあるので、血液の渋滞によって肩が凝ったり、足がむくんだり、足先がいつも冷たいと訴える人が多いのです。このような人は、とくに足の裏に刺激を与えて血行をよくする必要があります。

<経穴(ツボ)が刺激される>
 足の裏には、大切な7つのツボがあり、このルイスウォーカーは、ローラーがそれぞれのツボをまんべんなく刺激されるように作られています。以下、それを説明しましょう。

(1) 太白(たいはく)
 太白は、消化器系のツボで、便秘、下痢、食欲不振などの症状によく効くといわれています。また不眠症、ヒステリー、ノイローゼなどの精神的症状にもよく効くツボです。
(2) 裏内底(うらないてい)足のツボ
 食中毒の治療によく効くツボであるといわれています。
(3)束骨(そっこつ)
 高血圧の治療によく効くツボであるといわれています。
(4)公孫(こうそん)
 これも胃が痛む、食欲がない、消化不良、下痢など
 主に消化器疾患の治療によく効くツボです。
(5) 京骨(きょうこつ)
 泌尿器など主に勝胱の治療によく効くツボです。
(6) 然谷(ねんこく)
 足の痛みにもよく効くツボで、扁桃腺炎、のどの
 痛みなどの治療にも効果があります。
(7) 湧泉(ゆうせん)
 活力を与えてくれるツボで、主に腎臓疾患、高血圧、
 めまい、婦人に多い足の冷え症などによく効くツボです。

以上が東洋医学からみた足の真のツボの効用ですが、現代医学からみても先に述べたように足の裏には血管や神経が密集しているので、若さを保ち、からだの調子を整えるためには、靴から足を解放して、刺激を与えることが必要です。ルイスウォーカーのローラーは足の裏がほどよく刺激されるように作られていますから、1日に15〜20分くらいは歩いて足の裏のツボを刺激しましょう。
<臓器や脳の働きがよくなる>
 歩く、走るという運動は、全身の細胞の働きを賦活化する効果があります。全身の筋肉を動かせるためには運動神経が働きます。そのため大脳皮質と視床下部が刺激され、副腎皮質を働かせ、アドレナリンの分泌が促進されます。
 このアドレナリンというホルモンの働きで血管が緊張し、心臓の働きが活発になるので血液循環がよくなります。その結果、直接に運動と関係のない消化器官や肝臓、その他すべての臓器についても血液が増加するのです。
 血液が増加すれば酸素の供給も増えて新陳代謝も盛んになり、からだ全体の臓器の細胞の代謝もよくなります。
 このような効果は、臓器に限らず脳細胞に対しても同様で、筋肉を活発に動員すると脳細胞も刺激され、これが脳細胞の老化を防ぐのに効果があるのです。すなわち、頭のポケを防ぐためには大いに足の筋肉を働かせることです。

★ルイスウォーカーでマイナスをとりもどす★

 あなたは"運動欠乏症"ですよ、といわれても人はあまり驚きません。それは、病気のようにからだに影響がすぐにあらわれないためと、その結果の恐ろしさを知らないからです。
 中年以降の運動不足は肥満につながり、心臓病、高血圧、糖尿病など、いわゆる成人病へ発展しやすいのです。また、運動不足が腹筋や背筋を弱め、これがギックリ腰や背中の痛みなどの原因にもなっているのです。
 人間は、歳をとるにしたがって心身の能力がしだいに衰えていくのは、自然の法則です。しかし、日頃から常に使っている能力というものは、なかなか低下しないものです。
 体力についても日本人の場合、30歳を過ぎると目立って衰えてきます。これを防ぐためには、日常生活の中に規則正しい運動を取り入れて実行することです。

―その差は、スタミナにあらわれる―

 1日残業をしたら2日も疲れがとれず、頭もぼんやりしているとか、ちょっと風邪をひくと10日も20日もはっきりしないとか、ふだん持ったことのないような重い荷物を持ったら2〜3日もからだの痛みがとれなかったとか、会社の運動会の競争で走ったら途中でバテてしまったとか、こんなことを聞くと「なんてスタミナがないのだろう」と言いたくなります。
 運動不足の差は、スタミナにあらわれます。ふだん規則的に運動している人は、運動や仕事でいざという時に脈拍数をあげて、心臓からたくさんの血液を送り出すことができますが、心臓をドキドキさせるような運動をしていない人は、心臓に余力がなく1回に押し出す血液量が少ないから、すぐ疲れてしまうのです。
 運動不足やタバコの吸い過ぎで肺や心臓の働きが低下してくると酸素を必要とするときに、それに対応するだけの酸素をからだの中に取り入れることができないのです。こういう状態では、ちょっと激しい運動をするとすぐ息切れがして長続きしません。
 私たちの健康にとって最も大切なのは心肺持久力を高いレベルで保持することです。そのためには、手軽な"ルイスウォーカー"によって心臓と肺を鍛えることです。









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ウォーカーを使って歩く(持久力)効用

・ 心臓を強くする
・ 血液の流れをよくする
・ 心拍出量が増加する
・ 心室の収縮性を増大する
・ 心臓の大きさを増す
・ 心臓全体の収縮機能を改善する
・ 心臓の中へ身体中ヘカルシウムがより効率的に運ばれるようにする
・ 心疾患を防止する
・ 毛細血管の数を増す
・ トレーニングのピーク時における筋肉への血液流を改善する
・ 心臓血管組織の機能を促進する
・ 肺組織の機能を促進する
・ 呼吸の効率を増進する
・ 肺胞のガス交換を増進する
・ 血液循環をよくし、血圧降下に役立つ
・ 安静時心拍数を下げる
・ 身体中に運ばれる酸素の量を増大する
・ HDL(高比重リボタンバク質)のレベルを増す
・ LDL(低比重リボタンバク質)を減らす
・ コレステロールを減らす
・ トリグリセライドを減らす
・ ヘモグロビン(赤血球を運ぶ)の全体量を増す
・ 乳酸を取り除く能力を改善する
・ 運動はガンによる死亡を逆比例的に遠ざける
・ 伝染病への抵抗力を増進する
・ 神経筋をリラックスさせ、不安や緊張を下げる
・ 消化をよくする
・ 便秘を軽くする
・ 熟睡できる
・ 免疫組織を増加する
・ 緊張を取り去りストレスを和らげる
・ 食欲を増進させる
・ 生理時の腹痛を和らげる
・ 代謝率を増大する









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(月刊スポーツメディスン2005年9・10月合併号より)

 愛知医科大学丹羽滋郎教授による、自力歩行器ルイスウォーカーとトレッドミル(電動式ランニングマシン)との比較実験で、同じ斜度、同じスピードで歩いた場合、明らかに自力歩行器の方が腹筋、背筋の筋活動が活発になり、発汗の量、身体の他の筋活動も上まわっていることが分かりました。                 


自力歩行器 トレッドミル
ルイスウォーカー トレッドミル
右腹直筋
(お腹)
自力歩行器の右腹直筋グラフ トレッドミルの右腹直筋グラフ
右脊柱
起立筋
(背中)
自力歩行器の右脊柱起立筋グラフ トレッドミルの右脊柱起立筋グラフ










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「眠っている毛細血管を目覚めさせましょう」

早稲田大学人間科学部
教授 佐々木 秀行

  健康を保つこと、更に増進するために大切なことは、からだのあらゆる器官を、すみずみまで、バランスよく活動させることです。
 そのためには、なんといっても、正しく、計画的に「歩行」をすることが、基本となると考えています。
 からだ中に栄養素やフレッシュな酸素を送り込んでくれるのは血液ですが、まず呼吸器官を通って肺臓に送られた酸素は、血液にとり込まれて心臓に送られ、そこからポンプの作用によって動脈を経て毛細血管へと至ります。その間、主として消化器から血液にとり込まれた栄養素も、いっしょになって毛細血管へと運ばれ、そこで筋肉などの中で科学的作用によってエネルギーが発生し、そのエネルギーを使って筋肉を動かして運動を行うという経過をたどります。
 毛細血管は、網の目のようにからだ中の組織や器官にはりめぐらされているのですが、その度合が多ければ多いほど、血液によって送られてくる酸素や栄養素を、エネルギーに変えるボリュームが多いことになり、結果的にあらゆるからだの組織や器官の活動が活発になるという仕組です。
 しかし、その毛細血管は、日頃常に全部が活動しているわけでなく、半分ぐらいは休止の状況となっているのですが、運動することによって血液の流通が高まって、全開の状況になります。
 活動の源を運搬した血液は、筋肉の中などに産出された炭酸ガスなどを、再びもう一方の毛細血管で回収し、静脈を通って心臓、肺臓に送られてリフレッシュされることになります。従って血液は「運搬作用する液体」で、その運搬をいかに有効に行わせるかが、「毛細血管」の役目といえるでしょう。
 さて、この血液の循環運動を十分に行うこと、それによって身体のあらゆる器官をバランスよく活動させるための運動は年齢や体質など、それぞれの特性によって強弱や量的な差異はありますが、その基本はまさしく「歩行」にあるでしょう。

  @ 血液流通の関門であるからだの関節をよく動かして(ほぐして)おく。
A ゆっくり5分間歩行する(ウォーミングアップ)。
B 自分の能力に見合った速歩を15〜20分行う。速歩といっても、隣の友人と会話ができる余裕を持って。後半ではからだが汗ばんでくることがよい。慣れてきたら、速歩のペースを記録し、目安にすること。
C かんたんな体操(調整をする整理運動・ダウン)。

慣れてきたら時間を延長していくのもよいでしょう。
 より酸素をからだに取り込む運動(エアロビックス)として、ジョギングやエアロビックダンス等もよいでしょう。しかし、年齢の面や、からだの調子などで、負担がかかりすぎることがあります。ジョギングでは、脚の関節に体重の倍近い重量が負荷されますから、まず歩行を十分にマスターしてから取り組むのがよいでしょう。
 最後に、どうせ歩くのなら、背すじをのばし、切れ味のよい、颯爽とした美しい歩行をしてみようではありませんか。









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